本のアプリ・Standで、おすすめコメントに選ばれた!「テレ東のつくり方」を読了。
本のアプリ・Standから通知があった。
https://standbk.co
曰く。
”「テレ東のつくり方」のコメントがおすすめに選ばれました。”と。
夏目漱石の、「坊ちゃん」に続いて、2回目!
何だか、素直にうれしい!(笑)
(アクセスしていただければ、幸甚である。)
さて。
テレビ東京!(コッチではテレビ大阪が系列である。)
もともと、この我が道を行く!という感じが、何とも愛おしかった。
何があっても阪神タイガースの試合を流す、サンテレビのようで。
http://sun-tv.co.jp
国営放送を除く、他の民放は、どこも同じに見える。
少し前ならドラマのTBSとか、報道のテレ朝とか、
わずかながらも「色合い」のようなものがあったと思うが。
テレビというメディアが、もうしんどいということか?
いや、でも。時折、オカンと一緒にテレビを観ていると、
そこで観たバラエティとかの内容が、遅れてニュースアプリに反映している、
そんなことが結構あるように思う。
実は即時性という点でも、テレビはそれほど落ちぶれたメディアという訳でもなさそうである。
(まぁ、言い回しはともかくとして。)
但し、”規制”というのか?
視聴者からの意見というか、そういうものに踊らされている感があって、
プログラムの作り方(とでもいうべきもの)が、ある落とし所に収斂すると言うか。
それゆえに、どこも似たり寄ったりということになっているのではないか?と思う。
子供に悪影響を及ぼすだとか、過剰なテロップの差し込みなんかも然り。
テレビを観る主なターゲット層が、そもそもワタシのようなものを対象にはしていないので、
然もありなんといったところかも知れないが。
あとはよく言われるところのメディアの多様化であろうか。
もうかつてのような、高視聴率のモンスター番組などは難しいということもあるかもしれない。
と、そんな中でも。ワタシは割と、テレ東は好きである。
(アド街の頃から、大江アナが好きだったというのもあるが。)
経済番組系も、なかなかの見応えがあるし、
「孤独のグルメ」あたりを実写化するあたりのセンスは、これもまたなかなかではないか?
(下手にシリーズ化されてしまうと、一抹の寂しさが無くもないが。)
この本は、そんなテレ東の、まさに「つくり方」が書かれている。
いわゆる”センター”ではない、持たざる者としての辺境の局が、(言い過ぎ?)
無いなら無いなりに、制作して行くというプロセスは、やはり面白い。
ただ、辺境に居たものが、パラダイムシフトの果てに、メインとなった時。
その時再び、自らポジションを変えて、挑む姿勢が取れるかどうか?
とまぁ、テレ東が、「メイン」となる日がくるのかどうかは兎も角として。^^;;
そんな事を思いながら、今回の読了であった。
なかなかのドラマと言えるのではないか?おすすめである。