「もうモノ」から、もう10年?!

名著「ぼくたちに、もうモノは必要ない」
近頃再び、佐々木典士さんのサイト・Minimal&Ismを訪れている。(理由は後述)
その中で、「ぼくたちに、もうモノは必要ない」が出版されて
もう10年にもなることを知った。
かくいうワタシも、ミニマリスト生活を始めて丸10年。
思えば、歩みを共にしてきた感がある。
本の内容はもう今さら感があるので、以下に譲るとして。
ミニマリストの生まれた条件に触れる中で、時代が進んで便利にはなっても、
我ら人間自体が大きく変わったわけではなく、ロースペックなままという
人間側からの指摘(っていうのかな)には、膝を打ったモノである。
人間は良くも悪くも「慣れてしまう」ところがあること、そして最後の
幸せは「なる」ものではなく「感じる」ものというのも、シックリ来た。
そしてワタシ自身、ミニマリストへと人生の舵を切ったのである。
一番身近なミニマリストが、佐々木典士さん
10年前の同じ頃、ミニマリスト関連本は、随分と読んだ。
The Minimalistsの書籍に始まって、ミニマリストしぶさんや、
四角大輔さんには憧れを抱きつつ、その他二番煎じっぽい人のも随分と読んだし
翻訳版のものも随分と手にしたこともあった。
あと、ミニマリストとは違うが、高坂勝さんの本も読んだかな。
ただ、その中でも佐々木さんが一番分かりやすいというか、
オーソドックスというか。
ミニマリストを志す人って、大体が汚部屋出身というか。(笑)
やはり(なのか)元マキシマリストという方が多い。
それから断捨離に目覚めて、人生が変わりました!みたいな。
まあ御多分に洩れず、ワタシもそのクチではあるけど。(汗)
小説家の羽田圭介さんは、そんな現象を違和感と捉えて、
「滅私」を執筆されたらしく、その視点も面白かった。
(ワタシのnoteでも、少し触れています。)
https://note.com/kiwadachi/n/na594c37ed0a7?sub_rt=share_sb
あと、上述したが、ミニマリストが生まれた条件や、
「慣れ→飽き」のサイクルとご自身の経験を交えておられたのが、
なんというか、当時のワタシには、納得性が高かったのだろう、
その後、佐々木さんのセミナーにも足を運んだし、
「もうモノ」の次の作品・「ぼくたちは習慣で、できている」は見本をもらい
“ミニマリストの次のステップ“はこっちに行くのかな?と思ったりした。
こちらの本は、読んだ当時はあまりピンと来なかったが、
今一度手に取りたいと思っている。
また、最近は自炊の本まで出されている、ね。
こんなところまで、ワタシと似ているというか、
ワタシも関心が自炊(一汁一菜)に向かっており、
熱心なフォロワーっぷりを発揮してしまっている。(笑)
ミニマリストの、その「次」
ミニマリスト生活も10年経ったら、何というか次の展開は?と思ってしまう。
まあ、「次」なんて、実は無いのかもしれないし、
ミニマリスト(ミニマリズム)には終わりは無いとも言えるのかと。
ワタシの中に、今の段階で答えがあるわけではない。
ただ、何というか、卒業という言い方が妥当なのか、
近頃はそんなことを考えるようになった。
他方、ミニマリストをやめて、モノを増やします!とか、
そっちに触れるということではなくて。(汗)
(これもまた、ノートで触れていますが。)https://note.com/kiwadachi/n/nd0156e97e301
ここは一つ、「原点回帰」という訳では無いけど。
佐々木さんのサイトを訪れているという次第。
それにしても。
再開したばかりのブログの、タイトルが(また)変わりそうだが。(汗)