<ミニマリストリスト>持ちものリストの解説
ヤマバヤシ タカシ
或るミニマリストの思考回廊
ワタシがその存在を知ったのは、「世界ふしぎ発見」だったか。
はたまた、映画「最高の人生の見つけ方」であったか。
「死ぬまでに達成したいことをまとめたリスト」ということで
ワタシも幾度か作成にトライしたものである。
それにしても、英語のスラング「kick the bucket(日本語で死ぬという意味)」が
由来で、別名が「棺桶リスト」とは。(汗)
ワタシ自身、50歳を超えたあたりから、思うところが多くなった。
人生が100年とすれば、あと残り半分かあとか思うけど、
100歳まで生きられる保証なんてどこにもないし、
ましてや若い頃と違って気力や体力はどうしたって衰えていくもの。
そしてワタシ自身、居宅や施設で介護の仕事をしていると、
リアルな老後に日常的に触れていることも手伝ってか、
先送りしてもあまり良いことは無さそうやと思うようになった。
利用者の方からも、“こうなる前に動けよ“と、常々言われている。
(実に実感がこもっている!さすが先達のお言葉!(笑))
未来のことは、結局は誰にも分からない。
不安もあり、楽しみもなくは無い。
それよりも、「今」を生きるということ。
そして、自分は一体どういうことに興味があって、
どんなことをしたいのかを考えるということは、
自分自身と真正面から向き合うことにもなるかと思う。
個人的には、毎年50のやることリストなんてものも作っていて、
当然それは、バケツリストともリンクしてくる。
時に、興味や関心が変わってしまうことも多々あるが、
それはそれでフレキシブルで良いのでは?と思うことにしている。