令和2年の始まりに
# Intro
少し前までは、大晦日の夜に、近所の大鳥大社にお参りに行っていたが、
あまりの人の多さのため、夜明け前に起きてから初詣に行くという形に切り替えた。
待ち時間もなく、なかなかに快適である。
#初詣に行くという恒例行事
あまりにも近くにあると、ありがたみを感じにくいとはよく言われることだが、
この大鳥大社という神社は、なかなか由緒のある神社とのこと。
和泉国の一宮にして、貴族や武将も、熊野詣でに行く際に、立ち寄ったのだとか。
ワタシ的には、近所の遊び場にしか過ぎなかったが、こう聞くとありがたみが増すというもの。
何はともあれ、初詣には、ここ大鳥大社にというのが習わしである。
少し前までは、紅白を見て、行く年来る年の始まりと同時に出かける準備をして、
家族連れ立ってお参りに行くのが恒例であった。
ただ、家族が(ワタシを含む)歳を重ねるにつけ、寒い中出かけるのもつらいし、
何より結構な人だかりなので、本殿に着くまでの待ち時間たるや、これまた辛いものがある。^^;;
数年前に、母親が年末年始に入院してからは、夜のお出かけは辞めにした。
代わりと言ってはなんだが、朝早くに起きて、ワタシ一人で出かけて行き、
お参りをするようになった次第。
ところが、これが正解であった。とにかく空いている。(笑)
夜店もひと段落というタイミングに、参道はスイスイ進めるし、
本殿のお賽銭箱にも、ほとんど人がいない。
あと、一年のお守りも購入するのだが、こちらも待ち時間はない。
何年間も一体何をしていたのか?とさえ思ってしまわずにはいられないほどの快適さ。
思えば、近所の方々も似たようなタイミングで動いており、
ついつい右に倣えしてしまっていたということか。
こんな些細なことにも、冷静さは失わないでいたいと思う。
初詣を済ませて帰宅後、家族揃ってのおせち料理にはまだ間があるので、
静かに本など読んでいた。
自分を鍛える!: 「知的トレーニング」生活の方法 (単行本)
なかなか良いタイトルの本である。
中身も、チャラさがなく、こういう時に読むにはオススメかもしれない。
しばし読んでいると、オカンが動き始める音がした。
そろそろと思い、下に降り、身支度をして、おせちを並べた。
なんとも穏やかな年明けであるな、と。
テレビは相変わらずつまらないので、こうしてブログなど書いている。
近所くらいは散策に行くと思うが、そもそもお正月って静かで良いよね、と。(笑)
# Outro
皆と一緒に動くと、ロクなことがない、ということはよくある話。
本年も自分で判断して、動ける人間でありたいと思う。
追記:
余談からの閑話休題、ということで。
それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。