抜群の面白さ「新・観光立国論」を読了
今年は、全国通訳案内士の試験、3回目である。^^;;
というわけであろうか。
この手の本が、目についてしまう。
デービッド・アトキンソン新・観光立国論posted with ヨメレバデービッド・アトキンソン 東洋経済新報社 2015年06月05日売り上げランキング :
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少子高齢化で、人口が減って行くことになる、我が国・ニッポン。
他方、観光立国としてのポテンシャルは、どうも有していそうなのが、
これまた我が国・ニッポンである。
気候もいいし、自然もあるし、文化もあれば、食事も美味しい。
そう、この4項目を、綺麗に満たす国って、何気に少ないらしい。
それを考えると、現在、日本を訪れる外国人観光客の数は、
相当に少ないものであるとのことである。
ただ、裏を返せば、「伸びしろ」があるとも取れる現状ではあるのだ。
そもそも、人口が減ってしまうということを、結構なめてしまっていた・・・
大げさに言って、国家存亡の危機でもあるのだから。
そんな中、今後爆発的に人口が増えるなんてことは期待できないので、
そうなると、「移民」とかいう話が出てくる。
が、これはこれで、そう単純な話では無い。
隣近所に、外国人が暮らすということ。
「違い」があるのが当たり前なので、とは言いつつも、
抵抗がないといえば、それも疑わしいところ。
そこで、「短期移民」としての、外国人観光客である。
短期間ではあっても、四季折々にリピーターになっていただくことで、
言い方はいやらしいが、”お金を落としていただく”わけである。
ワタシも、通訳案内士を目指すものとして、
外国の方たちが楽しめる、充実した旅を提供する、
微力であっても力になりたいという思いがあるので、
この本は、それはもう、ぐいぐい引き込まれながら、
あっというまに読了してしまった。^^;;
いや、通訳案内士を目指さない人にとっても、この本は示唆に富んでいると思う。
著者の、他の本も読んでみたいと思った。
観光をなめている?、国のお偉いさんにも、読んでもらいたい。
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