noteを始めるべく、タイトルだけ「際立つノート」と決めてみた
ヤマバヤシ タカシ
或る中高年ミニマリストは考えた
今年の100のチェックリストに、「茶の湯の体験をする」というのを挙げていた。
千利休の故郷である堺っ子としては、やっておかねば!
というわけで、堺の名所・「さかい利晶の杜」に行ってきた。
自宅から浜寺公園まで出て、個人的に大好きなチンチン電車で、宿院駅まで。
http://www.hankai.co.jp
宿院の駅からは、利晶の杜は、目と鼻の先。
”千利休作の茶室で唯一現存する国宝「待庵」の創建当初の姿を復元した「さかい待庵」”なるものがあり、
その茶室も見学できるという。
と、ワタシ的には、「個人向け茶室お点前体験」を申し込んだつもりであったが、
何をどう間違えたのか、さかい待庵見学セットに申し込んでしまっていた。。。
負け惜しみでいうわけでは無いが、まさに侘び寂び!という感じの茶室は、
ミニマリスト的には、もう堪らないほどに魅力的であった。
スモールハウスに何百年も先駆けて、境地を切り開いた千利休を、
同郷の者としては、実に誇りに思うわけである。(茶室であって、家では無いが。)
で、茶の湯体験の方はというと、立礼呈茶(りゅうれいていちゃ)の方を体験してきた。
優しい甘さの和菓子と、キリッとしたお茶が、たまらなく良かった。
人間には、こういう時間が必要なのだと、改めて思えた、秋の3連休であった。
帰りは少し足を伸ばして、同じくチン電に乗って、終点の恵美須町まで。
少し歩けば、大阪のシンボル・通天閣である。
暑さが戻ってしまった1日ではあったが、ちょっとした遠足気分で、
これもまた良しということで。