何年か振りに大河を観た。「西郷どん」、ことのほか良かった。
ヤマバヤシ タカシ
或る中高年ミニマリストは考えた
# Intro
かつては年間に100本の映画を観ることを自らに課していた。
ただ、当然ながら、時間には限りがある中で、
他にも興味関心が向かっていった。
それでも、やはりあの大画面で、月に一度くらいは鑑賞してみたいもの。
# 前から気になっていた一本をセレクト
ソン・ガンホがお気に入りでもあるので、ピックアップしていた。
映画「パラサイト 半地下の家族」
韓国的なものがぎっしり詰まっている!との触れ込みであるが、
ワタシのような日本人(外国人)には「?」なところもあった。
ただ、根底に流れる、普遍的なものとでもいうのか、
世界に広がっている、「格差」というものを風刺しつつ描き、
それが「差別」であることも、うまくほのめかすように、お話は進む。
(上には上、下には下が、あるのだと。)
その中に、サスペンスもコメディも、はたまたバイオレンスも詰め込まれている。^^;;
ただ、それでいて、まとまっているというのか?
伏線が回収されていくというか。
ワタシ的には、すっかり釘付けになってしまっていた。
今となってはこれだけ話題性のある作品になったので、
ワタシがどうこういうまでもなく、オススメであることは間違いない。
# Outro
まさか、カンヌやアカデミーまでかっさらうとは!^^;;
それにしても、日本映画との力の違いをまざまざと見せつけられてしまった、
そんな気がした。