青春の味で、孤独のグルメ?「もっこすラーメン」をわざわざ食べに、逆方向の電車に乗って、行ってきました。
ヤマバヤシ タカシ
或る中高年ミニマリストは考えた
# Intro
2020年の映画鑑賞の1本目は、「男はつらいよ」を観た。
先日のブログにも書いたが、オカンと一緒に観に行った。
# 日本の正月映画といえば、「寅さん」だったはず。
寅さんの、通算50作目。
それにしても、これは紛れもなく「新作」であった。
もう観ることが出来ないと思っていたので、感動的であった。
ストーリーについては、時の経過を丁寧に描きながらも、
随所に、効果的に、我らが”寅さん”が現れる。
そう。
登場人物の皆さんの中に、今もなお、寅さんは息づいていることが見て取れる。
他方、満男とイズミの物語も、キチンと描かれているあたりはお見事だと思った。
そして、そして。
ラスト、歴代のマドンナがズラズラっと現れて、
さらに、そこに寅さんの口上が重なる。
また、オープニングでは桑田佳祐さんが歌った寅さんのテーマを、
エンディングではやはり、渥美清さんのバージョンが流れた。
劇中、何度も笑わせてもらいながらも、何か込み上げるものもあった。
日本の正月には、やはり「寅さん」は必要なんだと思った。
時に、横尾忠則が横槍を入れている。
「山田洋次監督にアイデアを無断使用された」横尾忠則氏が激怒
いやいや。
あんなものはアイデアでも何でもないのでは?
せっかくのムードに水を刺す真似はやめてもらいたいものである。
# Outro
『ただいま。このひと言のために、旅に出る。』
このフレーズが、たまらない。
2020年は、久しぶりに映画を満喫したいと思っている。
(月に1本は、行っておきたいところ。)