ここ数日、持病のぜんそくの具合が、思わしくなかった。
しばらく落ち着いていたというのに、
6月にしては涼しい気候と、昼間との寒暖差に、やられた模様・・・
と、そんな中でも、試験日は近づいて来た。
食品メーカーの、顧客対応の部署にいることもあり、
食品表示の問い合わせを受けることは少なくない。
というわけで、半ば「必須」に近い形で、
食品表示検定の試験を受けることになっていた。
昨今の食意識の高まり、一時期相次いだ偽装表示など、
消費者が得ることのできる、貴重な情報源としての、食品表示。
試験の範囲もなかなか広範囲である。
また、初級、中級、上級と段階があるのだが、
ワタシ的には、中級レベルが求められるところなので、
今回は、初級をすっとばしての受験となった。
問題が100問出て、合格ラインは70点以上。
6つほどに章立てされたテキストの中からの出題となる。
特に重要なのは、第5章とのことで、
ここからおおよそ、4割の問題が出題されるという。
ということは、まずは5章を確実にゲットすることが近道と言える。
あと、一応は、事前のセミナーに出た。
テキストの内容を、(ある程度だが)要約してくれ、
ポイントについては、(それなりには)絞ってもらえる。
また、過去問を入手できるので、セミナー参加は、かなりお役立ちであると言える。
(なかなか資料が入手しにくい類の試験であるので。)
先述した通り、コンディションとしてはよろしくなかったが、
どうにかこうにか受験することができた。
試験日の翌日には、解答速報もサイトにアップされており、
あくまで自己採点レベルではあるが、8割は取れているので、
合格は問題ないと見ている。
時間がない中ではあったが、5章を中心にテキストの理解に努め、
生鮮食品と加工食品の違いについてと、食品個別の表示事例を繰り返しながら、
今回の試験に臨んだ次第であったが、
その取り組みで、大まかには網羅できていると実感した。
一消費者としてでも、食に関与しない人は、居ない。
きっちりと表示を読み取ることは、消費者スキルとしても必要かと思う。
食品業界に関係なくとも、初級レベルくらいは知っておくことが、
食生活を正しくする、ひとつの方法のようにも思える。
そういった意味では、生活に密着した検定とも言えるので、
興味のある方は、ぜひ。