やることを決めることは、やらないことを決めること。「やらないこと戦略」を読了。
やることリストよりも、やらないことリストを。
「アイデアはあっても、時間が足りない」
言われてみて思わず膝を打った。
また、「やること」(やるべきこと)を列挙してみて、
それに追われるように、やりたいことが出来ない。
思い当たることがたくさん。(^^;;
まずは超が付くほどの上位3項目を抽出してみて、
それ以降のものは、「やらないこと」リストにして
頭から排除し、集中して時間を使い、結果を出す。
そうは行かないから難しいとも言えるのだが、
では、その三つとはなにか?を抽出していくやり方にも
著者はちゃんと言及してくれているので、助かる。
個人的に印象的だったのは、自分ハッシュタグという考え方。
誰かに付けてもらいたい、ハッシュタグとはどういうものか?
それが見えれば、エッセンスとも言うべき強いものと言える。
また、ハッシュタグは独自のものでありながら、
人に理解される一般性もあるのか?とのこと。
確かに、一筋縄では行きそうもないが、
この煮詰めていくかのような過程は、取り組むべきことと言えるだろう。
ワタシの場合は、どうなるだろうか?(^^;;
要するに、自分自身の「働き方改革」と言うことか?
イラスト(図)も添えられていて、イメージもしやすく、
平易な言葉で書かれているので、一気に読みきった。
最近、この類の本を、よく選んでいる。
そういう、「カラー」のようなものが、読書には出るのだろう。
最後に、アプリも面白い。
iOS版アプリ“ToDon’tList”が実際に用意されている。
やるべきことの、四つ目を入力すると
自動で「やらないことリスト」に入る。
しかも、3カ月「やらないことリスト」に入りっぱなしの項目は、削除されるらしい。
まぁ。。。結局は、そういうことか、と思う。
意外と大したことのないものに振り回されるのも問題ではあるし。
ちなみに、「ちゃんとやったリスト」もあるので、
無慈悲なだけではなく、達成感のある作りにもなっていて
ワタシは気に入ってしまった。(笑)
本を読んだら、ダウンロードもオススメ。